急坂の橋や陸橋は、車道と歩道のどっちを走るべきでしょう？

　あ～あ、起きてみたら行徳は雨。ｔｅｎｋｉ．ｊｐで確認したら、大手町も雨。夜には止むようだけれど、電動アシスト自転車・ハリヤでの自転車通勤はお休みだ。なかなか走れないものだなあ。梅雨どきだから、あまり電チャリに乗れないのは仕方がないかぁ。。。

　そんなことを考えながら、徒歩で行徳駅まで歩いて行くと、“駅まで自転車通勤”のサラリーマンやOLたちが、傘をさしながら片手運転で走っていく。あぶないなあ。中には、ハンドルに傘を固定するアタッチメントをつけて、両手運転の人もいるけれど、あれだって風にあおられたら危険じゃないのかな。

　６月１日から道路交通法が改正され、警察庁のサイト「自転車の安全利用の推進」によると、「自転車は車道走行が原則だが、安全を確保するためやむを得ないときは歩道を通行できる」と明文化され、「児童・幼児を自転車に乗せるときはヘルメットをかぶらせるよう努めること」という努力義務が示されるなどした。

　だが、自転車についてはもっと法制化すべきことがあるのではないか。傘をさしての片手運転など、禁止すべき筆頭だと思う。片手運転ではバランスを崩しやすい上、何か危険な状況に陥った際にとっさの危険回避行動もとりにくい。こういうとき、危険は本人だけでなく、歩行者や他の自転車乗りにも及びかねない。

　私の場合、会社までの自転車通勤で比較的長距離を走らなくてはならないため、危険が増大する雨中の走行は今のところ避けているが、毎日の駅までの足として雨の中を自転車で走らなくてはならない人もいるだろう。それは個々人の事情なので、雨中走行をすべて否定するわけではない。けれど、雨対策は傘でなく、走行に影響がなくて安全な雨ガッパやレインスーツなどにしてもらいたいものだ。

　道交法がらみでついでに言うと、夜間の無灯火走行と、ヘッドホンステレオを聴きながらの走行はビシビシ取り締まってほしい。こういう人たちに限って、ふらついたり、安全確認しないでいきなり側道から飛び出してきたり、危険な走り方をするものだ。はた迷惑も甚だしい。

　何日か前の夜、南行徳の駅前で、無灯火自転車が通りかかるたびに「ちゃんとライトつけてね」と声をかけているお巡りさんを見たが、道交法では無灯火走行は明確に禁止されており、５万円以下の罰金も定められている。声をかけるだけましなのかもしれないが、明らかな違法行為なのだし、もっと効果ある指導や取り締まりの方法もあるはずだ。

　ところで、私自身、道交法をどう解釈すべきか迷っていることがある。それは、坂道をともなう橋・陸橋などを渡る際、歩道と車道のどちらを走るべきかということだ。

　行徳－大手町間には大きな橋がいくつかあり、これらの両端はほとんど急坂になっている、自転車は当然、この部分で速度が落ちて、自動車やオートバイとの速度差が平坦路よりもかなり大きくなる。

　これを危険ととらえて歩道を走るべきか、やはり原則通り車道を走るべきか。現状では歩道を走るようにしているが、朝の出社時などは歩道も人通りが多く、歩道走行もまったく安全とは言い切れないのだ。さあて、いったいどっちを走るべきなのか？

　もしも、自転車通勤の諸先輩がこのブログをご覧になっていたら、コメントなどでお考えを聞かせていただけたら幸いです。

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