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2008年6月28日 (土)

すごすぎるぞ、大容量バッテリー! どこまででも走れそう!!!

 きょうの夕方は、大手町のオフィスを出て、文京区の本郷でお仕事。それが終わったら、行徳の自宅へ直帰できるのだ。仕事さえ終わってしまえば、もうフリータイム。フライデー・ナイト・ポタリングと洒落込もう。

 昼間のうちに、オフィスに置いた予備の充電器で、電動アシスト自転車・ハリヤのバッテリー「パナソニック・リチウムイオンバッテリー NKY244B02」をフル充電。10Ahという大容量で、ハリヤにもともとついていた4Ahのバッテリーの2.5倍の容量だ。カタログ上、ハリヤは4Ahバッテリーで44キロ走行できることになっている。ということは、NKY244B02なら110キロ走行できる計算だ。もちろん、あくまでカタログの数値上の話で、実際はその半分程度、50~60キロ走れれば上等だろう。

 大手町のオフィスを出て、約4キロ離れた本郷へ。ちゃちゃっと仕事を終わらせ、さあ、フリータイムだ! どこへ行こう?

 昔、よく食べにいったハンバーグ専門店が目白にあったのを思い出した。老夫婦が2人でやっているカウンターだけの小さな店で、名前は「名帆里(ナポリ)」。

 ひとつひとつ、目の前で手作りして焼いてくれて、ブラックペッパーとナツメグ、クローブをたっぷり効かせた味付けが売り物なんだ。熱々の鉄皿の上で、デミグラスソースがじゅうじゅう音を立てて焼ける演出も食欲をそそって楽しい。3年ぐらい行っていないし、本郷からならたいした距離じゃないから、久しぶりに行ってみようか。

 春日通りを北西に向かい、不忍通りにぶつかったら左へ。護国寺を過ぎて、目白通りに突き当たったら右に曲がって目白駅方面に向かう。駅を越えてしばらく行ったら、右側にその店がある。。。はずだったのだが、なんと、なくなっていた。

Photo  経営していたご夫婦はかなりのご高齢だったようだし、営業が難しくなったのかもしれない。学生街だから、お客に事欠くことはないはずだが。。。写真のメニューは、ハンバーグの上にビーフシチューがかかった「シチューハンバーグ」。私はいつも、こればかり食べていた。ポークカツとセットの「デラックス」もあった(写真はいずれも1999年ごろのもの)。

Photo_2  20年以上通った店なので、なくなってしまったとなると、ちょっと落ち込む。けれど、時の移ろいとはこういうものだ。ずっと同じままの状態であり続けるものなど、この世の中にありはしない。そして、長く生きているほど、目の前に見えているものがいかに儚い存在かを思い知らされる機会が増える。歳をとるっていうのは、そういうことなのだろう。いやが応にも、悲しみとたくさん出会ってしまう。

 店舗跡でしばらく呆然としていたが、ずっと足を止めていても仕方がない。とりあえず、足の向くまま、何も考えずにこぎ出した。

 目白通りを西へ向かい、山手通りを左折して、新宿方面へ。甲州街道を左折して、新宿駅南口のにぎわいを横目で眺めながら、新宿御苑のわきを抜け、新宿三丁目、四谷、麹町と、都心の高級住宅街・オフィス街を通り過ぎる。

 半蔵門で皇居にぶつかったら左折し、九段坂上で靖国神社が見えたら、靖国通りを右へ。これをまっすぐ行って、お茶の水の古書店街、スポーツ用品店街、秋葉原の端っこを抜けるとまもなく浅草橋だ。ここで、国道14号を右折すると、いつもの自転車通勤ルート、京葉道路コースに入る。

 南行徳に近づいたころ、CATEYE製のサイクルコンピューター、「CC-ED300を見ると、きょうの夜の部の走行距離は約40キロ。バッテリー残量は、ハンドル側のインジケーターで星2つだ。もう少し走って走行距離が41キロを超えたところで、星1つになった。そこでひとつ、興味がわいた。

 「この大容量バッテリーって、いったい何キロ走れるんだろう?」

 一度疑問に感じたら、確かめずにいられないのが私の性格。よ~し、時間はたっぷりある。バッテリーが空になるまで走り続けてみよう。私の体力と、大容量バッテリーNKY244B02とのデスマッチだ。いっちょ、やったるで!!!

 実はもう、普通に走れば自宅まで10分程度という距離なのだ。しかし、ハリヤのハンドルは自宅ではなく、浦安方面へと向けた。浦安駅を過ぎ、環七にぶつかったら左折。しばらく行ったら湾岸道路をまた左折。ディズニーランドを横目に舞浜を通り過ぎ、15分ほどで千鳥町の交差点に着いた。

 ここで、左に行けば自宅がある行徳、右へ曲がれば行徳港だ。サイクルコンピューター「CC-ED300」の走行距離はだいたい50キロ。手元のバッテリー残量インジケーターは星1つのままだ。いくら大容量バッテリーといっても、体重120キロの私を乗せて、そんなに長距離を走れるわけがない。きっとまもなくインジケーターランプの点滅が始まって、電池切れとなるはずだ。。。

 そう考えて、行徳港方面へとハンドルを向けた。夜の海は真っ暗だが、浦安あたりの高層マンションの灯が海面で反射してキラキラ光り、とってもきれいだ。ザザザ、ザザザと波の音だけが大きく響く。

 いつもだったらハリヤから降りて、しばらく暗い海を眺めたいところだが、今は大容量バッテリーとのデスマッチ中。だいぶ体力もきつくなってきたので、少しでも早く走行距離を伸ばしておかなければいけない。

 港の一番奥の立ち入り禁止区域前まで行ってUターン。千鳥町交差点まで戻った。ここで走行距離は約60キロ。でも、ハンドルのバッテリー残量インジケーターは星1つのままだ。点滅状態に入ってくれる気配はまったくない。

 1回の走行距離が60キロを超えたのは始めてだ。朝の出社時の走行距離を入れれば、きょう走った距離は80キロ近くになっている。そう考えると、どっと疲れがわいてきた。注意力が少し散漫になり、路肩の背の高い雑草に身体や車体を引っかける回数も増えた。

 こりゃあ、そろそろ限界かな。走るだけだったらもう少し走れそうではあったが、危険を侵すべきではないので、そのまま自宅へ向かってフライデーナイトの長距離ポタリングは終わり。家に着いた時点でもバッテリー残量インジケーターはついに点滅しなかった。

 結局、3時間13分47秒かけて、走行距離は61.98キロ。平均時速は19.2キロだった。大容量バッテリーとのデスマッチは、残量インジケーターを点滅すらさせられなかったので私の完敗だ。やっぱり10AhのNKY244B02はすごい。もう4Ahの世界には戻れない。

 これなら体重120キロの私でも1回のフル充電で80キロぐらいは走れそうだし、正常な体重の人だったら100キロも可能だろう。これまで電チャリは、バッテリーの制限から、行動範囲が狭いのが欠点だった。しかし、フル充電1回でこれだけの走行が可能なら、行動範囲は大きく広がる。ハリヤの使い方自体も変わってくるのではないか。

 今週末の土日は、2日ともちゃんと休める。天気しだいだが、大容量バッテリーNKY244B02とのデスマッチ、絶対にリベンジしてやろうと思っている。

  • CATEYE製サイクルコンピューターの「CC-ED300 」で計測しました
  • 走行時間:3時間13分47秒
  • 走行距離:61.98キロ
  • 平均時速:19.2キロ
  • 最高時速:39.5キロ
  • 累積走行距離:535.8キロ
  • 電池残量:ハンドル側★1/バッテリー側★1

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