☆これまでのあらすじ
はるか未来の西暦2010年、世界征服をたくらむ悪の秘密結社、ギャラクターの人類総攻撃が始まった。アンドロメダ星雲のセレクトロ星からやってきた総裁Xの命令で、ベルク・カッツェが次々と送り込んでくる巨大な鉄獣メカの前に、人々はただ悲鳴をあげながら逃げまどう。
だがそんな中、天才科学者・南部考三郎博士の指揮で、5人の勇敢な少年少女が、青い地球を守るために立ち上がった。その名も科学忍者隊。さあG1号、G2号、ゴッドフェニックスで発進だ! 行け、ガッチャマン。科学忍法・火の鳥で、世界の悪魔をやっつけろ! どうでもいいけど、渋~いナイスミドル、南部博士の声優は、ハクション大魔王と同じ大平透さんだぞ---。
☆ほんとのあらすじ
わずか2年前の西暦2008年、肥満解消をたくらむメタボ中年・チャリじい(G1号)は、電動アシスト自転車 ・ ハリヤ での通勤やポタリングを開始した。だが、100キロを超える巨大なボディーが連日繰り出す攻撃に、ハリヤ はあっちこっちからギシガシと悲鳴をあげてきしみまくる。
ハリヤ の寿命が風前の灯になりかけた2009年末、チャリじい家に11年も居着いているG2号の身長が約160センチに達した。そうだ、おまえに新しい大きめサイズの自転車を買って、チャリじいの予備機として流用すれば、蓮舫さんよりコワ~イわが家の財務大臣の仕分けもへっちゃらだ!
さあG2号、この際、ロードバイクじゃなくてMTBでもいいから、大人の思惑に乗ってセオサイクルへ発進だ! 「ぼくは『ダジョー』なんて言わない」とか文句をたれてるけど、いつもボ~ッとしている姿は、どう見てもハタ坊ダジョ~!---。
……どうもすみません。混乱して訳がわからなくなってしまった方は、【自転車の新展開その1】チャリじい、予備機GETをもくろむ をご覧くださいませ。
というわけで、みなさま、大変長らくお待たせいたしました。「自転車の新展開その2」でございます。「単に自転車を買うだけでしょ?」と言われてしまえばそれまでですが、「ハリヤ でずっとがんばるんだ!」と言い続けてきたチャリじいにとっては、予備機購入とはいえ、大きな出来ごとでありまして。。。
G2号にロードバイクをあてがって、ついでに自分もロードバイクデビューしてしまおうともくろんだチャリじいでありましたが、この小僧が「砂利道やデコボコ道をガンガン走れる自転車じゃなきゃ、どうしてもいやダジョー」と強硬に言い張るため、挫折してMTBに路線変更したっていうのが、前回までのお話でした。まあ、建前上はG2号の自転車ですから、仕方がありませんねえ。
で、さっそく昨年12月ごろから、自転車メーカーのサイトをあっちこっち見て回って、機種選定作業に取りかかりました。選ぶに当たっての条件は、以下の通りです。
(1)きちんとしたスポーツ自転車を作っているメーカーの製品であること
(2)子供自転車ではなく、大人の使用にも耐えられること
(3)スポーツオンリーではなく、街乗り・普段乗りに使えること
(4)近所の自転車屋さんでメンテナンスを受けられること
(5)価格は「ほどほどにお手ごろ」であること
(1)は、決してブランド志向ということではなく、信頼性の高い安心できるメーカーのものを選びたいということです。(2)は、言わずもがなですが、G2号用として買ったあと、チャリじいが乗っ取るときどき使わせてもらうため。(3)は、普段着のままで乗れること、つまり、小型でもいいからチェーンガードがついていることを意味しています。通勤にも使うわけですからね。
(4)は、近所の自転車屋さんで購入可能で、継続的にきちんと面倒をみてもらえるもの--ということです。
チャリじいのハリヤ は、自宅からかなり離れたお店で買ったため、ふだんメンテで持ち込むのは、近所に何軒かある自転車屋さんのうちのどれかになります。
以前よくお願いしていた、自宅からいちばん近いところは、「うちのチェーン店で買ったんじゃない自転車は工賃2倍ね」というお店で、しかも工賃を2倍支払うにもかかわらず、作業はそのお店で買った人の注文がすべて終わってからの後まわし。ハリヤ に乗り始めてからの約2年で、そのお店ではママチャリが7~8台は買える程度の買いものをしましたが、このやり方は最後まで変わりませんでした。
まあ、お店にしてみれば、自分のところで買ってくれたお客さんを大事にしているだけなのかもしれませんが、「ここまで差別することもないんじゃないの?」という気持ちになり、今は同じチェーンの別のお店に通っております。自宅からはちょっぴり遠いけれど、どこで買った自転車だろうと分けへだてなく扱ってくれる、とってもありがたいお店です。
こんな経験をしているので、新しい自転車を買うときは、近所に何軒かある自転車屋さんのチェーン店で買おうと決めておりました。まあ、セオサイクルなんですけど。
さて、いちばん肝心なのは(5)であります。いくらぐらいなら、財務大臣を納得させられるものでしょうか。一計を案じて、安売りの殿堂、ドンキホーテ行徳店の自転車売り場を、一緒にのぞきに行ってきました。
そんなに大きな売り場ではありませんが、18~21速程度のMTBルック車が何台か置いてありました。価格は2万円台から3万円台後半ってところ。
しめしめ、財務大臣をいきなり本格自転車店に連れていったら、プライスタグが2ケタ万円台ばっかりなのにドン引きして、「スーパーで売っているやつでいい」などと言いだしかねないので、まず最初に見せる値段としては、このぐらいがバッチリなのであります。
ニヤリ。さあ、勝負だ!
「ドンキでこれぐらいの値段なんだから、ちゃんとしたスポーツ自転車だったら、まあ4万円台ぐらいじゃないかな。G2号に長く使わせるものだから、子供用とはいえ、そこそこいいやつにしたいしねえ」
慎重かつ繊細に、常識ある大人のふりをしながら、考えていたセンをズバッと切り出します。さあ、財務大臣の反応やいかに--。
「ふぅん、よくわからないけど、そんなものかもしれないわね」
よしっ、勝った!
このひと言は、了解と受け取って差し支えないでしょう。あとはもう余計なことは言わずに予備機GET作戦を粛々と進め、ミッション完了後に「買っちゃったよ~ん!」と告げればいいだけです(ほんとか?)。いやあ、息詰まる戦いでありました。
え~と、ここまでで、「ちゃんとしたスポーツバイクメーカー製の、店頭価格4万円台のチェーンガードつき大人用MTBを、セオサイクルのチェーン店で買う」という方向性が見えてまいりました。あとは、G2号の「サスペンションがついてて、ギヤもいっぱいついてるやつがいいジョー!」という希望を採り入れつつ、機種を考えていきましょう。
そのサスペンションですが、前後ともについた「フルサス」タイプと、前だけの「ハードテイル」タイプの2種類について、大まかに価格を調べたところ、ちゃんとしたフルサス機は、4万円台という価格帯では無理という結論に達しました。なので、ハードテイルに決定~!
で、このスペックでいろいろ探してみた結果、次の2台が候補として浮上いたしました(いきなりの絞り込みですみません)。
SCOTT ASPECT 50
GIANT ROCK 2
街乗り用チェーンガードつき24速のハードテイルというスペックは互角。メーカーの信頼性も、まったく問題ありません。パーツのランクはSCOTTの方がちょっとだけ上かな。価格はGIANTが4万台後半、SCOTTが5万数千円といったところでした。
さあ、どっちにしましょうか。ハタ坊G2号は、「両方ともかっこいいから、どっちでもいいジョー」なんて、相変わらずボ~ッとしたことを言っておりますが…。まあ、最終的に決めるには、実車を見た方がよさそうです。(その3 につづく)
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